暮らしを整えるヒント

いざという時の備え。えいようかんやビスコ保存缶など、日常に馴染む長期保存食の選び方

のんびりおじさん

こんにちは、「のんびりおじさん」です。 地方の海の近くに暮らしながら、静かでマイペースな生活を楽しんでいます。このブログでは、そんな“スローな暮らし”の中で気づいたことや、日々の小さな幸せを、ぽつぽつと綴っています。

こんにちは、のんびりおじさんです。

地震や台風のニュースを見るたびに、「うちも何か備えておかないとなぁ」と思ったりしませんか?

でも、いざ備蓄をしておこうとしても、「賞味期限が切れたらどうしよう」「あまるのが心配」などと迷ってしまうものですよね。

そこで我が家では、普段でもおいしく食べられる長期保存食を少しずつ備えるようにしています。なかでも両親が大好きなえいようかんは、おやつ代わりにパクパク食べてしまうので、気づけば早めのローリングストック状態。これがちょうど良い備えになっています。

今回は、私が実際に備蓄している長期保存食と、シニア世代でも無理なく続けられる選び方をご紹介します。

この記事でわかること

  • 「日常に馴染む長期保存食」が安心な理由
  • 私が実際に備えている5つの保存食
  • シニア世代でも続けやすい備え方のコツ
  • 必要な量の目安

なぜ「日常に馴染む長期保存食」が安心なのか

防災食というと、「アルファ米」「乾パン」「レトルトカレー」など、いかにも非常時用の食品を思い浮かべる方が多いかもしれません。

もちろんそれらも便利なのですが、シニア世代にとって大切なのは「いざという時に、本当に食べられるかどうか」です。

非常時はただでさえストレスが大きいもの。食べ慣れないものを口にすると、食欲が落ちて体力を消耗してしまうこともあります。

だからこそ、普段でも、おやつや食事として楽しめる保存食を少し多めに置いておく「ローリングストック法」がおすすめなのです。

ローリングストック法とは?

ローリングストックとは、普段から少し多めに食料を買っておき、食べた分だけ買い足していく備え方のことです。

  • 賞味期限切れの心配が少ない
  • 食べ慣れた味なので非常時も安心
  • 特別な収納スペースがいらない

「防災のために買う」というより「いつものお買い物のついで」で備えられるので、忘れっぽくなりがちな私たちシニア世代にもピッタリの方法です。

私が実際に備えている長期保存食5つ

ここからは、我が家で実際に備えている長期保存食を5つご紹介します。どれもスーパーやネットで手軽に買えるものばかりです。

1. えいようかん(井村屋)

我が家でいちばんの主役は、井村屋の「えいようかん」です。

1本60gで171kcalと、手のひらサイズなのに栄養価がしっかり。賞味期限はなんと5年もあります。

正直に言うと、これは「備蓄」というより「親の大好物」になっていて、たまに、お茶請けとして食べてしまうので、賞味期限を迎える前にどんどん減っていきます。気がつけば残り一箱になっていることもあり、買い足しても1年ほどで在庫が消えていく…という嬉しい誤算です(笑)

でも、これこそが理想的な備え方だと感じています。「美味しいから食べたい」「だから常に新しいものがある」これ以上のローリングストックはないですよね。

2. ビスコ保存缶(グリコ)

子どもの頃から馴染みのあるビスコの、5年保存できる缶入りタイプです。

1缶に5枚×6パック入っていて、開けてもパック分けされているので湿気にくいのが嬉しいところ。優しい甘さで食べやすく、入れ歯でも噛みやすいやわらかさです。

お茶やコーヒーと一緒にいただくと、ちょっとした午後のおやつとしても十分楽しめます。

3. 長期保存できるサトウのお餅

意外と忘れがちなのが、お餅の備蓄です。

個包装になっているサトウの切り餅は、未開封なら製造から約2年もちます。お湯で温めるか、レンジでも食べられるので調理も簡単。

シニア世代には、磯辺焼き・きなこ餅・お雑煮など、慣れ親しんだ食べ方ができるのも安心材料です。お腹もしっかりふくれるので、非常時のエネルギー源として頼りになります。

※のどに詰まらせやすい方は、小さくちぎってよく噛んで食べるようにしてくださいね。

4. パックご飯(サトウのごはん等)

炊飯器が使えない時の主食として、パックご飯も常に10〜15食ほど備えています。

常温で約10か月〜1年保存できるタイプが多く、レンジがなくてもお湯で温めれば食べられます。普段の「あと一杯欲しいな」という時にも便利なので、減ったら買い足すサイクルが自然にできています。

白米だけでなく、玄米や雑穀米タイプを混ぜておくと、栄養バランスも整いやすくなります。

5. 飲料水(2Lペットボトル)

食べ物以上に大切なのが飲料水です。

一般的に、ひとり1日3リットルが目安と言われています。2人暮らしなら、3日分で18リットル(2L×9本)、できれば1週間分(2L×21本)あると安心です。

我が家では、普段の料理やお茶用にも使っている2Lペットボトルを箱買いして、使った分を補充する形でストックしています。長期保存水なら5〜7年もつので、こまめに入れ替えるのが面倒な方にはそちらもおすすめです。

シニア世代の長期保存食 選び方のポイント

たくさん種類がある保存食ですが、選ぶ時に大切にしたいポイントは次の3つです。

ポイント1:普段食べ慣れているものを選ぶ

何度も書いていますが、これがいちばん大切です。「備蓄用に買ったけど結局食べない」という事態を避けるためにも、家族が好きな味を選びましょう。

ポイント2:そのまま、または簡単な調理で食べられるもの

停電・断水のときは、電子レンジや炊飯器が使えません。袋を開けるだけで食べられるものと、お湯さえあれば食べられるものを組み合わせるのがコツです。

そのまま食べられるえいようかんやビスコ保存缶は心強い味方ですが、「お餅やパックご飯はどうやって食べるの?」と気になりますよね。具体的にはこんな方法があります。

パックご飯の温め方(電気が使えない時)

  • カセットコンロで湯せん:鍋にお湯を沸かし、パックごと15分ほど温める(フタは少し開けてから入れるのが安心)
  • アルファ米と併用:水を注ぐだけで戻るアルファ米を数食混ぜておくと、火が使えない時に役立つ

※サトウのごはんなどのパックご飯は、メーカーが加熱を推奨しています。冷たいまま食べるとお腹を壊すこともあるので、必ず温めてから食べましょう。

お餅の食べ方(電気が使えない時)

  • カセットコンロで煮る:お湯で2〜3分やわらかくなるまで茹でる。お雑煮にすれば水分も同時にとれて一石二鳥
  • 網で焼く:カセットコンロ+焼き網で香ばしく

カセットコンロも一緒に備えておきましょう

お湯が沸かせるかどうかで、食べられるものの幅がぐっと広がります。カセットコンロ本体1台+ガスボンベ数本を備えておくと、温かい食事やお茶で気持ちもホッとできますよ。

ポイント3:硬すぎず、食べやすいもの

シニア世代は、固い乾パンよりも、やわらかいビスケットやようかんのほうが食べやすいです。歯やあごに優しいかどうかもチェックしてみてください。

どれくらい備えればいい?目安の量

農林水産省は、家庭備蓄として最低3日分、できれば1週間分を推奨しています。

項目 1人あたり3日分 1人あたり1週間分
飲料水 9L(2L×5本) 21L(2L×11本)
主食(ご飯・お餅など) 9食 21食
おやつ・補助食品 6〜9個 14〜21個

「いきなり全部揃えるのは大変…」という方は、まずは3日分から始めてみてください。スーパーで買い物するついでに、少しずつ買い足していくのがコツです。

まとめ:無理なく続く備えが、いちばんの備え

今回は、我が家で実際に備えている長期保存食をご紹介しました。

  • えいようかん:親も大好きで、自然とローリングストックに
  • ビスコ保存缶:やさしい甘さで噛みやすい
  • 長期保存のお餅:慣れ親しんだ味で満足感あり
  • パックご飯:普段使いもできて便利
  • 飲料水:1人1日3Lを目安に

備蓄というと身構えてしまいがちですが、「普段の延長で備える」と考えれば、ぐっとハードルが下がります。

まずは、ご家族のお気に入りのおやつを1つ、備蓄してみるところから始めてみませんか?