こんにちは、のんびりおじさんです。
先日、同世代の友人から「孫への誕生日メッセージ、毎年ワンパターンで困ってるんだよなぁ」という話を聞きました。
「お誕生日おめでとう、元気でね」だけだとそっけないし、かといってこの年になると改まった文章を考えるのも一苦労、とのこと。たしかに同世代あるあるだなぁと感じました。
そんなとき、ふと「最近よく聞くAI(ChatGPT)に頼んでみたら、友人のヒントになるんじゃないか」と思い立ち、試しに自分で使ってみたんです。そしたら、これが思った以上に良かった。
この記事では、AIに少し触ったことがある程度の私が、ChatGPTに「もし孫がいたら、こんなメッセージを贈りたい」というつもりで一緒に考えてもらった時の流れをレポートします。手順から失敗談まで、包み隠さずお伝えしますね。
同じように悩んでいる同世代の方や、孫世代へのちょっとした言葉に困っている方の、最初の一歩のお手伝いになれば嬉しいです。
この記事でわかること
- ChatGPTって何?を、シニア目線でやさしく解説
- スマホで始める3ステップ(無料で使えます)
- 孫へのメッセージを実際に作ってもらった会話ログ全文
- 「ちょっと違うな」と感じた失敗体験と、その立て直し方
- 入学祝いなど、ほかのお祝いにも応用するコツ
- 個人情報を入れちゃダメ、という大事な注意点
目次
孫へのメッセージ、毎年ワンパターンで悩んでいませんか?
友人の話を聞いて、なるほどなぁと思ったのが「毎年メッセージがワンパターンになってしまう」という悩みでした。
「お誕生日おめでとう。元気でね。」
毎年これでは、なんだか手抜きしているようで気が引ける。かといって、改まって文章を考えようとすると、なかなか言葉が出てこないんですよね。
ほかの同世代の友人にも聞いてみると、「いつも同じだよ」「最近はスタンプ送って終わり」という返事ばかり。みなさん、似たような悩みを抱えているようでした。
私自身に孫はいませんが、シニア世代の共通のお悩みなら、試してノウハウを持ち帰れば友人の役に立てるかもしれない。そう思って、最近よく聞くAIに頼んでみることにしました。これが、思いがけず良い出会いになったんです。
ChatGPTって何?AIに初めて触るおじさん目線で説明します
まず「ChatGPT(チャットジーピーティー)」って何かというと、ざっくり言えば「文字でおしゃべりできる賢いコンピューター」です。
たとえるなら、何でも知っている物知り博士に、スマホでメッセージを送って質問できるイメージ。返事もすぐに返ってきますし、こちらの要望に合わせて文章も考えてくれます。
たとえば、こんなことを頼むことが出来ます。
- 「明日の夕飯のメニューを考えて」
- 「町内会のあいさつ文を書いて」
- 「孫への誕生日メッセージを考えて」
料金は、ちょっとしたやりとりなら無料。スマホとメールアドレスがあれば、誰でも始められます。
「自分にもできるかな…」と心配になるかもしれませんが、難しい操作はありません。LINEでメッセージを送るのと、ほぼ同じ感覚で使えると思います。
スマホで始める3ステップ|登録から最初の質問まで
ここでは、スマホでChatGPTを始める手順を、できるだけシンプルにご紹介します。
ステップ1:アプリをインストールする(おすすめ)
スマホの場合は、ブラウザで使うよりも公式アプリのほうがラクです。一度入れておけば、ホーム画面のアイコンをタップするだけで開けます。
- iPhoneの方:App Storeで「ChatGPT」と検索
- Androidの方:Google Playで「ChatGPT」と検索
検索すると、似た名前の偽アプリがズラッと出てきます。必ず開発元が「OpenAI」と書かれているものを選んでください。
「アプリを入れるのは不安…」という方は、スマホのブラウザで chatgpt.com にアクセスしても、同じように使えます。
ステップ2:メールアドレスで登録する
「ログイン」を押して、メールアドレスとパスワードを入れます。Googleのアカウントがあれば、それを使って登録するのが一番ラクでした。
ステップ3:質問を入力するだけ
登録が終わったら、画面下の入力欄に質問を入れるだけ。「こんにちは」と試しに入れてみると、すぐに返事が返ってきます。
この時点で「あ、思ったよりカンタンだな」と感じるはず。私もここまで5分もかかりませんでした。
実際に「孫への誕生日メッセージを一緒に考えて」と頼んでみた
さて、いよいよ本題。孫への誕生日メッセージを考えてもらいます。
最初は何も考えず、こんな雑な頼み方をしてみました。
私の質問:孫への誕生日メッセージを一緒に考えて
すると、ChatGPTからこんな返事が来ました。
ChatGPTの返事:
もちろんです。お孫さんの年齢や雰囲気に合わせて、いろいろな形にできます。たとえば、
- 小さいお子さん向け(やさしく可愛い感じ)
- 中高生向け(応援や励まし)
- 大人のお孫さん向け(成長を喜ぶ)
- 短くシンプル / 感動的 / ユーモアあり
などで変わります。まずは、わかる範囲で教えてください。
- お孫さんの年齢
- 男の子/女の子
- どんな子か(元気、優しい、頑張り屋など)
- 「こんな気持ちを伝えたい」があれば
それをもとに、ぴったりの誕生日メッセージを一緒に作ります。
これにはちょっと驚きました。いきなり文章を出してくるのかと思ったら、まずこちらに質問を返してきたんです。
「AIって冷たい返事をするんだろうな」というイメージを持っていたのですが、むしろ親切な店員さんに「どんな贈り物をお探しですか?」と聞かれているような感覚でした。
正直に言います。最初は「ちょっと違うなぁ」と思った
聞かれた通り、孫の情報を伝えてみました。
私の質問:孫は、8歳の男の子でサッカーが好き
すると、3パターンのメッセージ案を出してくれました。
①シンプルで温かい
〇〇くん、8歳のお誕生日おめでとう!元気いっぱいに大きくなってくれて、おじいちゃん(おばあちゃん)はとてもうれしいです。これからも大好きなサッカーを楽しみながら、たくさん笑って過ごしてね。
②サッカー好きに合わせて
〇〇くん、お誕生日おめでとう!いつも一生けん命サッカーをがんばっている姿、とてもかっこいいよ。これからもたくさん練習して、すてきなシュートを決めてね!8歳の一年が、元気いっぱいで楽しい毎日になりますように。
③少し感動的に
〇〇くん、8歳のお誕生日おめでとう。この前まで小さかったのに、こんなにたくましく成長していてびっくりしています。サッカーを楽しそうにがんばる姿を見るたびに、うれしい気持ちになります。これからも優しく元気に、大好きなことに夢中になってください。ずっと応援しています。
……正直、第一印象は「悪くないけど、ちょっと長いな」でした。
LINEで孫に送るには、3行くらいがちょうどいい。改まった手紙みたいだと、かえって孫が読むのに疲れてしまいそうです。
それから、文章がきれいすぎて「おじいちゃんらしさ」が薄いのも気になりました。私の普段のしゃべり方と、ちょっと違うんですよね。
でも、ここで「やっぱりAIはダメだな」と思うのは早すぎました。次のひと押しで、ガラッと変わったんです。
「もっとこうして」とお願いしたら、見違える文章になった
違和感があったら、そう伝えればいい。これが私が感じたChatGPTを使うコツでした。
お願いその1:もっと短くしてもらう
私の質問:もっと短くして、LINEで送れるくらいに
ChatGPTの返事:
・〇〇くん、8歳のお誕生日おめでとう!サッカーたくさん楽しんで、元気いっぱいの一年にしてね!
・お誕生日おめでとう!これからもサッカーがんばってね。応援してるよ!
・〇〇くん、8歳おめでとう!かっこいいサッカー選手になってね!
おお、ぐっとLINEらしくなった。これなら孫もスッと読めそうです。
お願いその2:おじいちゃんらしくしてもらう
私の質問:おじいちゃんらしい温かい言い方にして
ChatGPTの返事:
・〇〇くん、8歳のお誕生日おめでとう。元気に大きくなってくれて、おじいちゃんはうれしいよ。これからもサッカー楽しんでね。
・〇〇くん、お誕生日おめでとう!サッカーをがんばる姿、いつも楽しみにしているよ。元気いっぱいの一年になりますように。
・8歳のお誕生日おめでとう。これからもいっぱい食べて、いっぱい遊んで、サッカー楽しんでね。おじいちゃんより
これは、ぐっときました。最後の「おじいちゃんより」がいいんですよ。自分が普段話している感じに、ちゃんと寄ってきてくれた感覚です。
お願いその3:あえてやりすぎてもらった(失敗ネタ)
調子に乗って、こんなお願いもしてみました。
私の質問:もっと感動的に、涙が出るくらいに
ChatGPTの返事:
〇〇くん、8歳のお誕生日おめでとう。元気に走り回る姿や、一生けん命サッカーをがんばる姿を見るたびに、おじいちゃんは胸がいっぱいになります。生まれてきてくれて、本当にありがとう。これからも優しく、元気に大きくなってね。ずっと応援しています。
……ええっと、これは。
結婚式のスピーチかな?というくらい、重たい仕上がりになってしまいました。「生まれてきてくれて本当にありがとう」を8歳の誕生日にLINEで送ったら、たぶん孫より先に親がびっくりします。
でもこれで、ひとつ大事なことを学びました。
ChatGPTは、頼んだとおりに本気で作ってくれる。だから「頼みすぎ」には要注意ということです。さじ加減は、こちらが言葉でコントロールしてあげる必要があるんですね。
入学祝いメッセージにも応用できた
誕生日でうまくいったので、調子に乗って入学祝いも頼んでみました。
私の質問:同じ子への小学校入学祝いメッセージも考えて
ChatGPTの返事:
おじいちゃんらしい温かさを込めて、LINEで送りやすい長さで考えてみました。
・〇〇くん、小学校入学おめでとう。ランドセルをしょっている姿を思うと、おじいちゃんは胸がいっぱいです。これからたくさん友だちを作って、元気に楽しく過ごしてね。
・〇〇くん、入学おめでとう!大きくなったね。これから始まる小学校生活が、笑顔いっぱいの毎日になりますように。
・小学校入学おめでとう。元気に成長してくれて、おじいちゃんは本当にうれしいです。勉強もサッカーも、〇〇くんらしく楽しんでね。
ここで、もうひとつ驚きの発見がありました。
「同じ子」とだけ伝えたのに、ChatGPTは前のやりとりをちゃんと覚えていたんです。サッカー好きという情報も、「おじいちゃんらしい温かさ」「LINEで送りやすい長さ」というお願いも、最初からそれを踏まえて作ってくれました。
同じ要領で、こんなお祝いにも使えそうです。
- 卒業祝いのメッセージ
- お年玉に添える一言
- 七五三のお祝い
- こどもの日のメッセージ
一度コツをつかめば、年中行事のメッセージ作りがぐっとラクになりますよ。
使ってみてわかった注意点|個人情報は入れちゃダメ
便利なChatGPTですが、ひとつだけ気をつけたいことがあります。それは個人情報を入れないということ。
入れてはいけない情報の例。
- 孫の本名(フルネーム)
- 住所、電話番号
- 通っている学校や幼稚園の名前
- 家族の生年月日
- クレジットカード番号、銀行口座など
なぜかというと、ChatGPTに入れた文章は、サービスを良くするための材料として使われる可能性があるからです。普段、知らない人に教えないような情報は、ChatGPTにも教えないのが安心です。
私の場合は、「8歳の男の子、サッカーが好き」とだけ伝えました。これで十分、ぴったりのメッセージを作ってもらえます。本名は、自分で文章に差し替えればいいだけですから。
もうひとつ。ChatGPTを名乗る有料の偽アプリもたくさん出回っています。本物の公式アプリは無料でも使えますので、最初に「有料」「課金」と出てきたら、いったん閉じて開発元(OpenAI)が正しいかを確認してください。
まとめ:AIは「文章を考える相棒」として、孫との距離を縮めてくれた
今回ChatGPTを使ってみて感じたのは、AIは「自分の代わりに考えてくれる人」というより、「文章を一緒に考えてくれる相棒」に近いということです。
最初の返事がしっくりこなくても、「もっと短く」「おじいちゃんらしく」と注文を重ねれば、自分の気持ちにぴったりの文章にたどり着けます。
大事なポイントをまとめておきます。
- 無料で始められて、スマホで5分あれば使える
- 最初の返事は「たたき台」と思って、遠慮なく注文を出す
- 頼みすぎると重くなるので、さじ加減はこちらで調整
- 個人情報(名前・住所など)は入れない
- 一度の会話の中なら、前の指示をちゃんと覚えていてくれる
50代・60代からでも、AIは十分に使いこなせます。むしろ、人生経験のあるシニア世代こそ、AIに自分の気持ちを上手に伝えられるのではないかと、私は感じています。
気になった方は、今度のお祝いの機会にでも、ぜひ一度ChatGPTに頼ってみてください。きっと、会話のきっかけがひとつ増えますよ。