年齢を重ねるにつれて、ちょっとした体の不調や心の疲れを気にすることが多くなり、
昔のように無理がきかなくなったなと感じることも増えましたが、
それと同時に「もっと自分をいたわってあげたい」という気持ちも生まれてきました。
仕事や家のこと、人との関わり――ストレスの原因は色々ありますが、
完全になくすのは正直むずかしいかもしれません。
だからこそ、心と体にやさしい“ゆるっとした習慣”を日々の暮らしに取り入れるようにしてみました。
今日はそんな、私自身が日々実践している小さな健康習慣をご紹介したいと思います。
小さな習慣が、心と体に効いてくる
「健康」と聞くと、運動や食事制限などハードなことを想像しがちですが、毎日ちょっとずつできる“ゆるさ”が、実は長く続けられる秘訣だと思います。
習慣の力って不思議で、最初は意識してやっていたことが、やがて自然と“当たり前”になってくるようです。
ストレスを減らすことにもつながりますし、自分のリズムが整うと、心も落ち着いてきます。
今日からできる、ゆるっと健康習慣5選
① 朝一番の白湯習慣
起きてすぐ、コップ一杯の白湯をゆっくり飲む。
これだけで体が目覚める感じがして、冷えもやわらぐ気がします。
胃腸にもやさしく、内側から整える第一歩です。
② “ながらストレッチ”で体をほぐす
テレビを見ながら、歯を磨きながら、ちょっとした時間でできるストレッチ。
肩や腰をくるくる回したり、軽く前屈してみたり…ガチガチの体がじわっとほぐれて気持ちがいいですよ。
③ 食べすぎない「腹八分」の心がけ
昔からの知恵に「腹八分目」がありますが、これが本当に大事だと思います。
食後に「ああ、ちょうどよかった」と思える位の感覚を大切にしています。
一口分、少なめを意識するだけで胃もたれが減りました。
④ 自然音や音楽で「心の整え時間」
私は最近、Amazon musicなどで自然音を聴きながら、夜の読書タイムを楽しんでいます。
雨音、川のせせらぎ、鳥のさえずり…。
自然音に浸りながら読書にいそしむ時間が、心のバランスを保ってくれるんです。
⑤ 1日5分の「何もしない」時間
何もしない時間を意識的につくるって、意外と難しいものですが、
スマホもテレビもオフにして、ただ座る。窓の外を眺める。
これだけでも、頭の中がスッと整理されていくのがわかります。
無理をしないことが続けるコツ
続けるためには、「完璧」を目指さないことが一番だと思います。
たとえばストレッチを毎日できなくても、気づいたときにやればOK。
食事も、外食や甘いものを楽しむ日があってもいい。
大事なのは、リセットできる自分なりのペースを保っておくこと。
“ゆるさ”は、心と体にとっての余白でもあります。
5. おわりに ― 自分をやさしく整える暮らし
健康って、何かを我慢することではなくて、「今の自分を心地よく保つこと」なんだと思います。
大きな目標じゃなくていい。
小さな習慣を、できることから少しずつ。
それがやがて、自分を支える大切な軸になっていきます。
無理をせず、自分のペースで、ゆるっと心と体を整えていきましょう