本記事では、私自身が実践している“ちょっとした工夫”を、いくつかご紹介したいと思います。
忙しいときにでも、気持ちに余裕があると、暮らし全体がふわっと軽くなるものです。
派手ではありませんが、今日から試せるものばかりです。
暮らしをほんの少し、心地よくするヒントになれば幸いです。
家の中編:動線と収納の見直し
キッチン:「よく使うもの」は“見える収納”に
塩、しょうゆ、調味料類は、すぐ手に取れる場所に出しておくと、調理のストレスがぐっと減ります。
私はよく使う調味料だけをトレイにまとめて、作業台の隅に常備しています。見た目もスッキリし、使い勝手も◎です。
リビング:リモコンや文房具は“定位置化”
ソファの上やテーブルの隅に散らかりがちなリモコン。ひとつのカゴにまとめて置くようにしてから、「あれどこいった?」が減りました。
文房具も同様に、小物入れにまとめて一か所に。片づけも取り出しも、ずっとラクになります。
洗面所:浮かせる収納で掃除がラクに
掃除道具やボトル類は、床に置かず浮かせるのがコツ。
マグネットタイプのラックやフックを使えば、清潔感が保てて、掃除の手間も減りました。
👉 ポイント:面倒くさがりでも“続けられる”工夫を意識すること。
習慣編:ルーティンの見直し
朝の支度:持ち物は玄関にまとめておく
鍵、マスク、財布などの必需品は、玄関近くにトレイを用意しておくと、朝のバタバタが軽減すると思います。
「あちこちから探す手間がない」というだけで、出発前の安心感が違うようです。
買い物:ざっくりメモで“無駄買い防止”
買い物前に冷蔵庫の在庫をざっと見て、スマホにメモしています。
私はスマホのメモアプリを使っていますが、何でもOK。
しっかりした買い物リストでなくても、“忘れない仕組み”があれば十分です。
※写真を撮るのもよいかもしれません。
片づけ:「戻す」より「戻しやすい」を意識
「使ったら戻す」と言われても、戻しにくい場所だと続きません。
引き出しや棚の位置を少し変えるだけでも、「自然と片づけられる」流れができます。
👉 ポイント:自分がラクできるなら、それが正解。
デジタル活用編:アプリで暮らしをサポート
家計管理:マネーフォワード ME
レシートを撮影するだけで、自動で家計簿ができる便利アプリです。
収支が見えると、安心感も増して節約意識も自然と高まります。
買い物リスト:スマホのメモアプリやGoogle Keep などで共有
家族と共有すれば、「あ、あれ買ってきてなかったな」が減るのもメリット。
冷蔵庫の前で、思いついたらすぐメモする習慣がつきました。
ゴミの日通知:地域アプリやカレンダーリマインダー
燃えるゴミ、資源ごみ、不燃ごみ…。毎週のパターンが少しずつ違うと、つい忘れがちです。
私はスマホのカレンダーに繰り返し設定をして、前日の夜に通知が来るようにしています。
👉 ポイント:面倒なことは“アプリに任せて”OK。
気持ちの余裕編:心がラクになる工夫
「やらなきゃ」ではなく「できたらOK」
自分に厳しくしすぎると、気づかないうちに疲れてしまうものです。
「今日はこれができたからよし」と、自分をゆるく見守る意識を持つようになりました。
朝、お湯を沸かしてお茶を入れる
ただそれだけのことですが、不思議と気持ちが整います。
湯気を眺めながらひと息つく時間が、1日のスタートにぴったりです。
毎日じゃなくても、「毎週リセット日」を
完璧に毎日整えようとすると続かないものです。
「日曜日の午前中は、片づけ&気分のリセット」と決めておくだけでも、平日がぐっと気楽になります。
まとめ
暮らしをラクにするために、何かを大きく変える必要はありません。
ほんの小さな工夫や、ちょっとした見直しだけでも、驚くほど心と時間にゆとりが生まれます。
「ちゃんとやらなきゃ」ではなく、「自分が気持ちよく暮らせるように」。
そんなバランスが見つかれば、毎日はもっと心地よくなるはずです。