アナグラムは同じ文字を並べ替えて別の言葉を作る、シンプルだけど奥深い言葉遊びです。
今回はご年配の方にもやさしく解ける全10問をご用意しました。
ヒント付きですので、ぜひチャレンジして頭をリフレッシュしてくださいね!
目次
問 題
ヒントを参考に文字を並べ替えて、元の言葉を作ってみてください。
問題1:し す
ヒント:江戸前で人気の握り料理
問題2:そ み
ヒント:味噌汁に欠かせない調味料
問題3:す い
ヒント:座るときに使う家具
問題4:ご ち い
ヒント:甘酸っぱく赤い果物
問題5:つ ぴ ん え
ヒント:紙に字を書くときの定番道具
問題6:ら ど き や
ヒント:あんこをはさんだ和菓子
問題7:ら ん ぼ さ く
ヒント:桜に似た小さな赤い実
問題8:や き た ま ご
ヒント:朝食にもおかずにもなる卵料理
問題9:り ご お か き
ヒント:夏に食べたいシャリシャリ氷菓
問題10:み き や お の こ
ヒント:お好みの具材で楽しむ関西発祥の粉物
答え合わせ
解答はできましたでしょうか?
それでは、答え合わせをしていきましょう!
答え1:すし
すしのシャリ(ご飯)はもともと少し大きめ。江戸前では海苔巻きを発展させたのが始まりとも言われています。
答え2:みそ
みそは発酵食品の王様。日本食の中でも古くから親しまれ、近年は欧米でもスーパーフードとして注目されています。
答え3:いす
いすの原型は古代エジプトで誕生。脚が4本のデザインは安定感を重視した結果だとか。
答え4:いちご
いちごは農林水産省で“果実的野菜”扱いですが、甘くて食べやすいことから果物の王様と呼ばれています。
答え5:えんぴつ
鉛筆の「HB」「2B」といった硬度表示は日本独自。欧米ではH/Bだけで濃さと硬さを区別しています。
答え6:どらやき
どらやきの「どら」は楽器の銅鑼(どら)から。昔、お坊さんが銅鑼で生地を焼いたという説があります。
答え7:さくらんぼ
国産のさくらんぼとアメリカンチェリーは実は別の品種。甘みや食感も微妙に違います。
答え8:たまごやき
だし巻き卵とも呼ばれるたまごやきは、関西発祥。地域によって甘さや厚みが異なるのも楽しみのひとつです。
答え9:かきごおり
江戸時代のかき氷は氷室(ひむろ)で貯蔵した天然氷を使用。現代の贅沢な味わいのルーツです。
答え10:おこのみやき
お好み焼きの名前は「好みの具材をお好みでのせる」ことが由来。今や全国で愛されるソウルフードです。
自分でも作ってみよう!
身近な言葉や、ご家族・ご友人の名前を使ってアナグラムを作ってみるのも楽しいですよ。
たとえば「たけしさん」を並べ替えて「しけたんさ」など、ちょっとおかしな言葉ができても、思わずクスッと笑ってしまうのがアナグラムの魅力です。
紙に名前を書き出して、一文字ずつ切り離してカードのように並べると、見た目にも分かりやすくなります。
複数人で遊ぶなら「制限時間1分で何個できるか競争!」なんてルールを決めても盛り上がります。
お孫さんの名前、ペットの名前、よく使う道具の名前など、日常の言葉から自由に作ってみてください。
できたアナグラムをノートに集めて「自分だけのアナグラム辞典」を作るのもおすすめです。
遊びながら脳のトレーニングになる、ちょっとした趣味としてアナグラムを取り入れてみてはいかがでしょうか?
おわりに
アナグラムは、道具がいらず、思いついたときにすぐ楽しめる、手軽で奥深い脳トレです。
文字を眺めて、並び替えて、ピタッと正解が見つかったときの「ひらめき」は、まさに頭の体操。
日々の生活の中で、ちょっとしたワクワクや発見をもたらしてくれます。
おひとりでじっくり考えるのも良いですし、ご夫婦で出し合ったり、お子さんやお孫さんと一緒に遊ぶと、家族の会話も自然と増えていきます。
「そんな言葉あったっけ?」「それ、いいね!」といったやりとりの中に、笑顔や温かさが生まれます。
思考をやわらかく、心をやさしく保つことは、年齢を重ねるてくるほど大切になるもの。
どうぞこれからも、言葉と遊ぶ時間を暮らしの中に取り入れて、元気に、のんびりと、脳を活性化させていきましょう。